●研修テーマ
統合失調症の基本的理解
●内容
【統合失調症患者への考え方】
幻覚、妄想等様々な症状がある。一般的におかしいと思われる思考や行動をとっていたとしても、その人自身がそうしたいのではなく「病気によってそうさせられている、考えさせられている」と認識を持つことが大切。
【症状としては大きく2つに分類】
陽性症状:幻覚・妄想・自我、思考障害(観念奔逸、連合弛緩)・異常、常同行為等
陰性症状:感情平板化・感情鈍麻・意欲低下・無為自閉等
【よく聞く幻覚、妄想とはなにか?】
・幻覚:基本五感に関わる部分が対象となる「幻聴・幻視・幻臭・幻味・幻触」
・妄想:「事実とは異なる事を、根拠がない又は乏しいのに、そうだと確信し、
合理的な説明をしても訂正不能なものの事」
【症状の流れ】
- 前兆期(調子が悪くなる前段。不眠等)⇐本来はここで気付き、修正が望ましい。
- 急性期(幻覚、妄想の増悪)⇐入院等で外界の刺激等を遮断
- 消耗期(無気力、自閉等)⇐とにかく休む
- 回復期(自発性、無気力等の改善)⇐休息しつつ社会復帰のリハビリを行う
⇒このループを繰り返さない事が大切。⇒繰り返すことで症状の固定、増悪。人格が崩れる。
【症状がある利用者様との関わり方】
妄想、幻覚に対する対応は前提として
「訂正不能」決して「修正しようとしない」「肯定しない」「詳細検索しない」
守らないと…
本人からの拒絶、自身が妄想の対象、被攻撃となる可能性がある。
また、妄想が極詳細な所まで体系化。妄想から抜けれなくなる。
【不同意の同意】
大切なのは、認識が違っていても協力できる関係性を築く事。
あなたにとっては事実でも、私にとっては妄想。
認識は違うけど
「元気に過ごすことは共に目指しましょう」