社内研修報告

令和6年10月 社内研修報告

研修テーマ

認知症について

●目的

認知症に関することをあらためて学び、知識や技能を深化させる。

●内容

①認知症とは知的能力の障害?

生まれてから年齢とともに発達した機能が、慢性的に低下し、通常の日常生活・社会生活を送ることができない状態。

中核:記憶障害、見当識障害、理解力の低下、実行力の低下、失語、失認、失行・・・

周辺症状(BPSD):失禁、徘徊、DV、幻覚、拒絶、妄想、せん妄、異食・・・

②種類と症状

 アルツハイマー型…機能の緩やかな低下。

 脳血管性…機能が階段状に低下。

 レビー小体型…パーキンソン症状等

 ピック…人格変化等

③対応の方法

 ・慣れた言葉でひとつづつ

 ・理解は様々な情報を使う

 ・繰り返しでも怒らない

 ・困った行動を理解する

 ・興奮、拒絶は安全確保

 ・はぐらかさない

 ・間違いは「手伝う」(ヒントを与える)、指摘しない

◆まとめ・研修結果

日々、支援で関わらせていただいている中でも、こういった視点で関わるということを忘れがち。

最大のポイントは「見るべき“焦点”は本人ではなく“症状と行動”」であることをあらためて認識することができた。