研修テーマ
認知症について
●目的
認知症に関することをあらためて学び、知識や技能を深化させる。
●内容
①認知症とは知的能力の障害?
生まれてから年齢とともに発達した機能が、慢性的に低下し、通常の日常生活・社会生活を送ることができない状態。
中核:記憶障害、見当識障害、理解力の低下、実行力の低下、失語、失認、失行・・・
周辺症状(BPSD):失禁、徘徊、DV、幻覚、拒絶、妄想、せん妄、異食・・・
②種類と症状
アルツハイマー型…機能の緩やかな低下。
脳血管性…機能が階段状に低下。
レビー小体型…パーキンソン症状等
ピック…人格変化等
③対応の方法
・慣れた言葉でひとつづつ
・理解は様々な情報を使う
・繰り返しでも怒らない
・困った行動を理解する
・興奮、拒絶は安全確保
・はぐらかさない
・間違いは「手伝う」(ヒントを与える)、指摘しない
◆まとめ・研修結果
日々、支援で関わらせていただいている中でも、こういった視点で関わるということを忘れがち。
最大のポイントは「見るべき“焦点”は本人ではなく“症状と行動”」であることをあらためて認識することができた。