研修テーマ
”はたらく“ってなに?
発達障害者が自分らしく働くために
●目的
発達障害者が自分らしく働くために必要な知識等を学ぶ
●内容
◆発達障害者は?
我が国では小中学校の調査で 8.8%
•(S)LD 6.5%
•ADHD 4.1%
•自閉症 1.7%
◆発達障害の人の離職理由
ハードスキルとソフトスキル
ハードスキル=作業スキルに近い 「職業能力」
ソフトスキル=「職業生活遂行能力」 →ほぼライフスキルと重なる
◆社会性の指導?
〇社会人へつなげていくために
ソーシャルスキルの再検討(ライフスキルを中心に)
対人関係スキルを強要しない
友だち 100 人できなくてもいい
人に頼るスキル(援助要求スキル)は必要
◆ライフスキルを土台として、その上にソフトスキル、その上にハードスキルが乗る。
◆ライフスキルに関する代表的なアセスメント
社会生活能力調査票、IADLなど
◆発達障害の人におけるライフスキル とは
個別のライフスキルチェックリストを作成
◆発達障害者の職業生活への満足度と職場の実態に関する調査
◆発達障害というより、就労支援の主なターゲットは⇒自閉スペクトラム症
◆就労上の課題
1.職場における人とのかかわり
職場にうまく「なじめない」
2.仕事の遂行力
実行機能のスキル⇒職場環境のあらゆる場面で組織化スキルが必要とされる。
➝「組織化」ができていないASD社員に対しての支援
3.感覚の問題
感覚異常⇒職場で感じる感覚刺激
◆まずやらなければならないのは⇒アセスメント
成人期に充実した毎日を過ごすためのアセスメント
就労支援では、その人に適した仕事職務を見つけ、どのような支援が必要かを見極めること。
T-STEPなど。
◆まとめ・研修結果
発達障害の方の就労の問題点や支援の方法について一定程度理解できた。
今後の業務に活かせるようさらに理解を深めていきたい