【接遇・プライバシーの保護(訪問介護職員としての接遇を身につける)】
*ヘルパーとして最低限守らなくてはいけないプライバシー保護。
プライバシーとは、個人の秘密、他の人には知られたくない情報。人によって違う部分、また、幅が違う。
個人情報とは、特定の個人を識別できる情報。
利用者様との会話の中から、思わぬ個人情報を聞いてしまう事があります。また、こんな時は・・・
「○○さん宅に、あなた訪問してるわよね??」と言われたら・・・
「他の方の、お話しはできないのです」と、言ったり、話しをそらす必要があります。
また、回数を重ねて訪問するうちに、気を許しヘルパーの個人情報を教えてしまいトラブルになる事があります。
ヘルパー自身の身を守る為、自分の事は、どこまで話して、これ以上は話さないと、予め決めておくと良いでしょう。
訪問介護は、利用者様のプライベートな空間に入ります、適度な距離感を維持して、ケアをしていきましょう。
*介護の現場で求められる接遇
接客とは、お客様に接し必要なサービスを提供する事
マナーとは、公の場で不特定多数の人に不快感を与えない最低限のルールの事
接遇は、お客様が必要としている事を汲み取り、思いやりの気持ちを持ち接客する技術。
接客、マナーに加えて「おもてなし」の心構えをもって接する事で、介護現場では言葉や態度で表す、利用者様の満足感や喜びに繋がる支援を行なう事に重きが置かれます。
利用者様は日常生活の場であるので、特別感ではなく、毎日を心良く過ごせる安心感、心配りと的確な支援、体調や状況に応じた接遇スキルが必要とされます。
利用者様との距離が近い介護の場だからこそ、接遇スキルを持ち対応する事で信頼関係ができ、仕事が行ないやすくなります。
介護職における接遇マナー基本の5原則
「みだしなみ」「挨拶」「表情」「言葉遣い」「聴く姿勢」
接遇を身につけるメリットの3つ
「スタッフ間のコミュニケーションが改善」「仕事がはかどりやすくなる」「職場全体の雰囲気が良くなる」