【呼吸の見方JCSレベル】
★呼吸状態のアセスメントと必要事項について★
観察のポイントは
呼吸の深さ リズム 回数 SPO2 呼吸音 チアノーゼ 自覚症状(苦しさ、怠さ)
この7つに異常があると様々な病変が関連していると考えられる
※呼吸の正常値は1分間で14~20回が正常値。
〇呼吸回数の測り方は、腹部または、胸部の上下運動の観察を1分間行う
〇呼吸音の測り方は、気管支、肺に該当する部分的に聴診器当てる
★JCSレベル★
レベル1 刺激しなくて反応あり
1-1だいたい清明であるが、今ひとつはっきりしない
1-2見当識障害あり(場所、日付、時間が分からない)
1-3自分の名前、生年月日が言えない
レベル2 刺激で覚醒、刺激をとめると眠り込む
2-10普通の呼びかけで安易に開眼する
2-20大きな声または、身体の揺さぶりにて開眼する
2-30痛みや刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すと開眼する
レベル3 刺激しても反応なし
3-100痛みや刺激に対し、払いのける動作をする
3-200痛みや刺激に対し、少し手を動かしたり、顔をしかめたりする
3-300痛みや刺激に反応しない
GCSレベル
意識レベル確認時の 開眼 / 発語 / 運動機能 の3を数値化したスケール観察で、誰であっても同じ視点でわかりやすく認識、伝達が可能になる。
また、脈が手首でとれない時は、頸動脈(必ず片方のみ)で測る
★心肺蘇生★
負傷者を発見したら
安全確認→意識確認→救急車とAED手配→胸骨圧迫→気道確保→人工呼吸→心肺蘇生の継続…の順で行う
〇心肺蘇生 胸骨圧迫(真上から5㎝沈むまで圧迫)を30回
〇人工呼吸 相手の胸が膨らむ程度2回
★AED★
フタを開ける→電源を入れる(自動でオンになるタイプもある)→電極パットを貼る
→心電図解析・電極ショック→心肺蘇生
※ベッドで行う際は床に移動(座面が柔らかいと圧力がかかりにくい為)